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NEOにほんごVMware(仮)

2021-01-01から1年間の記事一覧

はじめての Tanzu Community Edition。(kube-vip 編)補足情報

この投稿は、TUNA-JP Advent Calendar 2021 の 10日目です。 Calendar for TUNA-JP | Advent Calendar 2021 - Qiita 以前に、自宅ラボ vSphere 環境で Tanzu Community Edition(TCE)を展開した様子を投稿しました。 はじめての Tanzu Community Edition。…

NSX-T のカスタム ダッシュボードでひとこと。

この投稿は、vExperts Advent Calendar 2021 の 1日目です。 adventar.org はじめに VMware Hands-on Labs(HoL)を使用して、ライトなネタを紹介しようと思います。 先日、Japan VMUG vExpert が語る会にて、REST API で NSX-T のタグを操作するデモを紹介…

NSX-T のタグを REST API で VM に割り当てる。

NSX-T では、分散ファイアウォールのサードパーティ製品連携などで、VM へのタグ割り当て機能が利用されています。 今回は、VM へのタグ割り当てを API で設定してみます。 今回の内容です。 この環境について vSphere / NSX-T クライアント環境 タグ設定で…

NSX-T Edge を PowerCLI でデプロイしてみる。

少し前に、NSX-T Manager の PowerCLI デプロイを投稿したので、NSX Edge のデプロイについても投稿しておきます。 ただし、一般的には NSX Edge は、NSX Manager からデプロイすると思います。 今回の内容です。 今回の構成 デプロイ前の準備 NSX Manager …

PowerCLI での VM 設定変更例。(MemoryReservationLockedToMax)

PowerCLI で、Set-VM や Set-VMResourceConfiguration といったコマンドレットにオプションが用意されていない設定を変更してみます。今回は、VM の「すべてのゲスト メモリを予約 (すべてロック)」を設定変更してみます。(古い投稿は こちら) 今回の内容…

NSX-T Manager を PowerCLI でデプロイしてみる。

NSX-T Manager(nsx-unified-appliance)の OVA ファイルは、一般的には vSphere Client からデプロイします。しかし、デモ環境などで何度も再デプロイする場合には、PowerCLI などの CLI でデプロイできるようにしておくと便利かなと思います。 そこで、NSX…

はじめての Tanzu Community Edition。(kube-vip 編)Part-02

VMware から Tanzu Community Edition(TCE)が提供開始されたので、自宅ラボの vSphere 環境に、Kubernetes クラスタを作成してみます。 2022年10月ごろに TCE 提供が終了となり、非商用であれば TKG が 100 CPU Core まで無料利用できるようになりました。…

はじめての Tanzu Community Edition。(kube-vip 編)Part-01

VMware から Tanzu Community Edition(TCE)が提供開始されたので、自宅ラボの vSphere 環境に、Kubernetes クラスタを作成してみます。 Tanzu Community Edition(TCE)は、無償で利用できる Tanzu Kubernetes Grid です。 2022年10月ごろに TCE 提供が終…

自宅ラボ 2021年09月の様子。

最近 VMware DevOps Meetup #10 の中で紹介した、自宅ラボの様子を残しておこうと思います。 ラボの構成方針 環境構成 1) インフラ環境 2) vSphere ラボ環境 ついでに ラボの構成方針 とりあえずの動作検証・機能検証のしやすさを重視。ラボの耐障害性や性能…

NSX ALB(Avi)21.1.1 へのアップグレードと日本語 UI への変更。

NSX Advanced Load Balancer(ALB。旧 Avi)のバージョン 21.1.1 がリリースされて、Web UI が日本語対応になりました。そこで、さっそくアップグレードしてみました。 NSX Advanced Load Balancer 21.1.X Release Notes 今回の内容です。 今回の環境 ソフト…

NSX ALB(Avi)から Ansible で情報取得してみる。(JSON ファイル)

VMware NSX Advanced Load Balancer(NSX ALB、旧 Avi)から、Ansible で既存オブジェクトの情報を取得して、JSON 形式のファイルとして保存してみます。 今回の内容です。 Ansble による NSX ALB オブジェクトの情報取得について 今回の環境 Playbook の作…

NSX ALB(Avi)に Ansible で接続してみる。(Ansible 2.9)

VMware NSX Advanced Load Balancer(NSX ALB、旧 Avi)に、Ansible で接続してみます。 ※この投稿は古い内容です。新しい投稿はこちらをどうぞ。 NSX ALB(Avi)を Ansible で操作してみる。Part-01 Ansible インストール 今回の内容です。 今回の環境 Ansi…

NSX ALB(Avi)Essentials エディションで SSL 証明書を作成してみる。(Avi CLI)

VMware NSX Advanced Load Balancer(NSX ALB、旧 Avi)の Essentials エディションでは、Avi UI のメニューに制限があります。 SSL 証明書の作成ボタンも表示されなくなってしまいますが、vSphere with Tanzu でのスーパーバイザ クラスタ構成時には、Avi C…

NSX ALB の Avi CLI を VMware Photon OS 4.0 で使用してみる。

VMware NSX Advanced Load Balancer(NSX ALB、旧 Avi)の CLI である「Avi CLI」は、Avi Controller VM に SSH ログインすれば使用できます。しかし Avi CLI は、Linux / Mac / Docker コンテナにインストールして使用することもできます。 そこで、Linux …

vSphere with Tanzu NSX-ALB(Avi)版ラボ環境構築。(NSX-ALB Essentials 編)

vSphere with Tanzu では、ロードバランサとして VMware NSX Advanced Load Balancer(NSX ALB、旧 Avi)が利用できます。そして、Tanzu Basic または Standard には、NSX ALB Essentials エディションが含まれています。 VMware NSX Advanced Load Balancer…

NSX ALB(Avi)を Essentials エディションに変更してみる。

VMware NSX Advanced Load Balancer(NSX ALB、旧 Avi)には、VMware NSX Advanced Load Balancer essentials for Tanzu という Tanzu Tanzu Basic または Standard むけのエディションがあります。そこで、実際に NSX ALB を Essentials に変更してみます。…

NSX ALB(Avi)の検証環境を構築してみる。(20.1.5)

※この投稿は古いバージョンの NSX ALB 利用しています。少し新しいバージョン(Ver. 22.1.2)を利用した下記をどうぞ。 NSX Advanced Load Balancer(Avi)の検証環境を構築してみます。 ドキュメントでは、まずこのあたりが参考になります。ただし、バージ…

vSphere with Tanzu での「名前空間のセルフ サービス」を試してみる。(vSphere 7.0 U2a)

vSphere 7.0 U2a の新機能である、名前空間サービスを有効化してみます。これは、kubectl を利用して、開発者自身が(vSphere の管理者に依頼しなくても)セルフ サービスでスーパーバイザー名前空間を作成できるようになる、というものです。 ドキュメント…

vSphere with Tanzu の VM Service を試してみる。(vSphere 7.0 U2a)

vSphere 7.0 U2a の新機能である、スーパーバイザー クラスタでの Virtual Machine Service(VM Service)を試してみます。 今回の内容です。 VM Service とは 今回の環境 ソフトウェア バージョン スーパーバイザー名前空間 コンテンツ ライブラリの準備 VM…

vSAN 7.0 U2 の持続性コンポーネント(Durability Component)の様子。

vSAN 7.0 U2 では、障害発生時にデータ損失リスクを低減して、障害復旧時に再同期を短縮できる「持続性コンポーネント(Durability Component)」という仕組みが導入されました。そこで、実際に持続性コンポーネントが作成される様子を眺めてみます。 リリー…

PowerCLI で vSphere with Tanzu ワークロード管理を有効化。(HAProxy)

PowerCLI 12.3 で、HAProxy を利用した vSphere with Tanzu のワークロード管理を有効化してみます。 今回の内容です。 はじめに 今回の環境 Enable-WMCluster のコマンド ラインの様子 Enable-WMCluster の実行 はじめに PowerCLI 12.1 から、vSphere with …

vSphere with Tanzu NSX-ALB(Avi)版ラボ環境構築。Part-05 Tanzu Kubernetes クラスタの作成

vSphere 7.0 U2 で、vSphere with Tanzu + NSX Advanced Load Balancer のラボ環境を構築していきます。今回は、スーパーバイザー名前空間に Tanzu Kubernetes クラスタ(TKC)を作成します。 前回はこちら。 vSphere with Tanzu NSX-ALB(Avi)版ラボ環境…

vSphere with Tanzu NSX-ALB(Avi)版ラボ環境構築。Part-04 スーパーバイザー クラスタの構成

vSphere 7.0 U2 で、vSphere with Tanzu + NSX Advanced Load Balancer のラボ環境を構築していきます。今回は、スーパーバイザー クラスタを作成(クラスタでのワークロード管理を有効化)します。 前回(NSX-ALB での準備の様子)はこちら。 vSphere with…

vSphere with Tanzu NSX-ALB(Avi)版ラボ環境構築。Part-03 NSX-ALB コントローラでの準備

vSphere 7.0 U2 で、vSphere with Tanzu + NSX Advanced Load Balancer のラボ環境を構築していきます。今回は、デプロイして初期設定を済ませた NSX-ALB コントローラで、スーパーバイザー クラスタ有効化のための準備を進めていきます。 前回はこちら。今…

vSphere with Tanzu NSX-ALB(Avi)版ラボ環境構築。Part-02 NSX-ALB コントローラのデプロイ

vSphere 7.0 U2 で、vSphere with Tanzu + NSX Advanced Load Balancer のラボ環境を構築していきます。今回は NSX Advanced Load Balancer (NSX-ALB)のコントローラをデプロイしていきます。なお、NSX-ALB では、いろいろな場所で以前の「Avi」という名…

vSphere with Tanzu NSX-ALB(Avi)版ラボ環境構築。Part-01 事前準備編

vSphere 7.0 U2 から、vSphere with Tanzu のネットワーク スタックとして、NSX Advanced Load Balancer(NSX-ALB。旧名は Avi)を利用できるようになりました。そこで、さっそくラボ環境を構築してみました。 ドキュメントでは下記のあたりを参考にしていま…

vSphere with Tanzu むけ TKG コンテンツ ライブラリの用意。

vSphere 7.0 U1 以降でスーパーバイザー クラスタ(ワークロード管理)を有効化するには、Tanzu Kubernetes Grid OVF のコンテンツ ライブラリの事前作成が必要になりました。そこで、あらためて vCenter Server 7.0 U2 での手順の様子と、ラボでは便利な容…

自宅ラボ NSX-T 3.1 の構築。Step-11: SNAT ルールの追加

※あたらしい NSX 4.1 のラボ構築は こちら をどうぞ。 自宅ラボ NSX 4.1 の構築。Step-01: はじめに NSX-T のネステッド ESXi 環境を利用したラボを構築してみます。今回は NSX-T のラボから外部ネットワーク(インターネット)に出るために SNAT ルールを追…

自宅ラボ NSX-T 3.1 の構築。Step-10: DHCP サーバの作成

※あたらしい NSX 4.1 のラボ構築は こちら をどうぞ。 自宅ラボ NSX 4.1 の構築。Step-01: はじめに NSX-T のネステッド ESXi 環境を利用したラボを構築してみます。今回はオーバーレイ セグメントで利用できるように、NSX Edge による DHCP サーバを作成し…

自宅ラボ NSX-T 3.1 の構築。Step-09: オーバーレイ セグメントの作成

※あたらしい NSX 4.1 のラボ構築は こちら をどうぞ。 自宅ラボ NSX 4.1 の構築。Step-01: はじめに NSX-T のネステッド ESXi 環境を利用したラボを構築してみます。今回はオーバーレイ セグメントを作成します。 前回はこちら。 自宅ラボ NSX-T 3.1 の構築…