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vSAN のつぶやき。 Advent Calendar 2019 - ふりかえり。

個人的な vSAN Advent Calendar 3日目です。

自宅ラボの vSAN 7.0 U 1 Advent Calendar 2020 - Adventar

さっそくですが今回は総集編1です。

前回の Advent Calendar

昨年の12月のクリスマス シーズンに、ひたすら vSAN 6.7 の Tips をつぶやく Advent Calendar を試みてみました。これは「Twitter 140文字+スクリーンショット4枚+Adventar のコメント」という割とシンプルなコンテンツです。せっかくなので、少し振り返っておこうかと思います。

vSAN のつぶやき。 Advent Calendar 2019 - Adventar

なお、その前の2018年12月にも、ひたすら色々なパターンでネステッド vSAN をつくって様子を投稿していました。こちらは残念ながら、VMTN の個人ブログ機能廃止にともない消滅中です。(暫定的に一時的なバックアップは → 緊急退避!)

Nested vSAN Advent Calendar 2018 - Adventar

それでは、いくつか振り返りについて・・・

利用した環境

基本的に、当時最新バージョンだった vSAN 6.7 U3 を利用しました。

基本的に 1台の物理マシン上のネステッド環境です。物理マシンは Intel NUC でスペックは下記です。(2018年 Advent Calendar とおなじハード ウェアです)

  • Intel Core i7-6770HQ CPU @ 2.60GHz
  • 32 GiB Memory
  • Intel SSD 600p Series (512GB)

意外とオーバーコミットできるので、このハードウェア スペックでも「VCSA + 8 ESXi + 監視ホスト」といったサイズの vSAN でもネストで動作します。いろいろ vSAN クラスタを作成してみたところ、UI や製品動作の確認は、たいていはネスト環境で問題ありません。

vSAN 環境構築の工夫

毎日 vSAN クラスタを作成するには手動だとさすがに大変なので、PowerCLI スクリプトである程度、自動化していました。

利用した PowerCLI スクリプトは下記のようなものです。これは、手作業による構築手順(つまり、PowerCLI の手動実行でネステッド vSAN 構築したときの コマンドライン)をただ羅列したようなスクリプトです。

GitHub - gowatana/deploy-1box-vsan: Nested vSAN ラボを構築するための工夫。

Home · gowatana/deploy-1box-vsan Wiki · GitHub

そこそこ頻繁に手を入れて徐々に育ててるのですが、「自分用のラボを手早く作る」には十分すぎてしまうため、ファイル構成が複雑だったりスクリプトの書き方が微妙だったりといったところは一向に改善されそうにありません。

Advent Calendar 投稿中は、下記のような設定ファイルをもとに vSAN クラスタを作成していました。この点は、あとで同様の vSAN クラスタを作成して再確認するときも便利でした。

https://github.com/gowatana/vsan-advent-2019/tree/master/configs/advent-2019

2018年は Windows の PowerCLI、2019 年は Linux の PowerCLI(しかも Docker コンテナのもの)を使用したのですが、vSAN 関連モジュールも含めて、意外と Windows の PowerShell 環境で作成していたスクリプトがそのまま動作しました。

vSAN Setup from Linux · gowatana/deploy-1box-vsan Wiki · GitHub

いろいろ PowerCLI の Tips が得られたので、いずれブログや VMUG 自宅ラボ会などで紹介したいと思っています。

2019年の取り組みへのふりかえり

毎日投稿するものなので、2019 年版は省エネ働き方改革をねらいました。

しかしコンテンツの分量は少ないものの、検証&作文で結局 1日あたり 1~3時間くらいかかり、2018年版と同じくらいの(結局ブログを投稿するくらいの)リソース消費だった気がします。

そして、スクリーンショットは、あえて無加工(赤枠などをつけないまま)投稿してみたのですが、やはり赤枠くらいはつければよかったかなと思いました。Tweet した Tips について実機のスクリーンショットで確認できるよう、できるだけ特徴的なスクリーンショットを取得して Twitter に貼ったつもりだったのですが、なんといても、後日に自分で見直しても意外と「見どころ」がわかりにくかった・・・

全体的にも、毎日思いつくままつぶやいたので、並べて見直すとあまり関連性がなく、やはりある程度はシナリオを考えてから始めればよかった気がしました。(しかしなぜか反省は活かされず今年の Advent Calendar もシナリオはありません)

以上、2019年の vSAN のつぶやき Advent Calendar の振り返りでした。

つづく。