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VCF 5.2 の Aria Automation で Project を追加してみる。Part-01: 事前準備

VMware Cloud Foundation(VCF)5.2 に展開した Aria Automation にて、Assembler でプロジェクトを追加して、Service Broker のカタログからテンプレートを展開してみます。

今回の内容です。

 

VCF 5.2 + Aria Automation 投稿のまとめはこちら。

 

今回の環境

Aria Automation では、下記の一連の投稿で Quickstart による環境準備をしてあります。

Aria Automation では、Active Directory 認証を設定してあり、プロジェクトの管理者としてドメインのグループ アカウント(VCF-Admins@c.go-lab.jp)を設定します。

 

1. vSphere Client での準備

新たに作成するプロジェクトのために、リソース プールと仮想マシン フォルダを新規作成しておきます。これらは、プロジェクトに割り当てる「クラウド ゾーン」で指定することになります。

下記のように、新規リソース プールを作成しました。

  • リソース プール:demo-zon-01-rp

 

新規の仮想マシン フォルダも作成しました。

  • 仮想マシン フォルダ:demo-zon-01-folder

 

仮想マシンのテンプレートも、Quickstart での動作確認と同じものを使用します。

  • コンテンツ ライブラリ:Demo-Liberary-01
  • 名前:photon-5.0(VMware Photon OS 5.0 の OVA)

 

2. NSX Manager での準備

ネットワークは、Quickstart での動作確認でも使用した VLAN セグメントを、そのまま利用します。

  • セグメント:seg-vlan-80
  • VLAN ID:80

 

3. Aria Automation Assembler での準備

vCenter Server と NSX Manager に接続する、VMware Cloud Foundation のクラウド アカウントも、Quickstart によって作成 したものを使用します。

  • クラウド アカウント:vcf-m01-cloud

 

そして、前述の vSphere / NSX 側のオブジェクトについては、下記の投稿によって、Assembler で利用するためのマッピングとプロファイルが作成されています。

 

仮想マシン テンプレートと NSX セグメントを利用するために、Assembler では下記が作成ています。使用するオブジェクトを変更する場合には、同様にマッピングやプロファイルなどを作成しておく必要があります。

  • 仮想マシン テンプレート(photon-5.0)
    • イメージ マッピング:photon-5.0
    • フレーバー マッピング:small
  • NSX の VLAN セグメント(seg-vlan-80)
    • タグ:Env:demo-01
    • ネットワーク プロファイル:nw-profile-vlan-80

 

つづく。