VMware Cloud Foundation(VCF)9.0 で、デプロイ直後の管理ドメインを停止して、起動してみます。
管理ドメインには下記のコンポーネントが起動されています。ESX ホスト以外は、各コンポーネントが1台ずつ展開されています。
- vSAN(vCenter と ESX)
- SDDC Manager
- NSX Manager
- VCF Operations
- VCF Operations Fleet Management
- VCF Operations Collector
- VCF Automation
手順の流れです。
1. 管理ドメインの停止
ドキュメントでは、下記のあたりです。
管理ドメインの各コンポーネントは、下記の順で停止します。
- VCF Automation
- VCF Operations Collector
- VCF Operations Fleet Management
- VCF Operations
- NSX Manager
- SDDC Manager
- vSAN(vCenter と ESX)
1-1. VCF Automation の停止
VCF Automation は、VCF Operations から停止します。
VCF Operations(URL は、/ui)に、admin ユーザーでログインします。

「フリート管理」→「ライフサイクル」を開き、「Automation」の「MANAGE」を開きます。

「・・・」→「パワーオフ」をクリックします。

確認画面が表示されるので、「送信」をクリックします。

タスクが完了するまで待ちます。これで、VCF Automation の仮想マシンも自動的にシャットダウンされます。

1-2. VCF Operations Collector の停止
VCF Operations Collector の仮想マシンは、一般的な手順でシャットダウンします。
vSphere Client で、仮想マシンを「アクション」→「電源」→「ゲスト OS のシャットダウン」などからシャットダウンします。

確認画面が表示されるので、「はい」をクリックします。

1-3. VCF Operations Fleet Management の停止
Fleet Management の仮想マシンも、一般的な手順でシャットダウンします。
vSphere Client で、仮想マシンを「アクション」→「電源」→「ゲスト OS のシャットダウン」などからシャットダウンします。

1-4. VCF Operations の停止
VCF Automation は、VCF Operations の admin UI から停止します。
VCF Operations(URL は /ui ではなく、/admin のほう)に、admin ユーザーでログインします。

「システム ステータス」画面で、「クラスタをオフラインにする」をクリックします。

「原因」欄になにか文字列を入力して、「OK」をクリックすると VCF Operations のクラスタ停止処理が開始されます。

「クラスタのステータス」と、ノードの「ステータス」が「オフライン」になったことを確認します。

vSphere Client で、VCF Operations 仮想マシンを「アクション」→「電源」→「ゲスト OS のシャットダウン」などからシャットダウンします。

1-5. NSX Manager の停止
NSX Manager の仮想マシンも、一般的な手順でシャットダウンします。
vSphere Client で、仮想マシンを「アクション」→「電源」→「ゲスト OS のシャットダウン」などからシャットダウンします。

1-6. SDDC Manager の停止
SDDC Manager の仮想マシンも、一般的な手順でシャットダウンします。
vSphere Client で、仮想マシンを「アクション」→「電源」→「ゲスト OS のシャットダウン」などからシャットダウンします。

1-7. vSAN(vCenter と ESX)の停止
vSAN 停止前に、vSAN クラスタに問題がないことを確認しておきます。
vSphere Client の、クラスタ →「監視」タブ →「vSAN」→「Skyline Health」で、ハードウェア エラーなどが発生していないことを確認しておきます。

「監視」タブ →「vSAN」→「オブジェクトの再同期」で、再同期処理中のオブジェクトがないことを確認しておきます。

vSAN クラスタを選択して、「アクション」→「vSAN」→「クラスタのシャットダウン」を開きます。

「次へ」をクリックします。

トラブル発生のためにオーケストレーション ホストを記録して、「次へ」をクリックします。

「シャットダウン」をクリックすると、vSAN が停止され、そのまま vCenter と ESX ホストもシャットダウンされます。

参考:検証環境での調整
検証環境でネステッド vSphere として構成していて、初期状態の静止点を取得しておく場合は、ここで ESX ホスト仮想マシン全台でスナップショット取得しておきます。
2. 管理ドメインの起動
ドキュメントでは、下記のあたりです。
管理ドメインの各コンポーネントは、下記の順で起動します。
- vSAN(vCenter と ESX)
- SDDC Manager
- NSX Manager
- VCF Operations
- VCF Operations Fleet Management
- VCF Operations Collector
- VCF Automation
2-1. vSAN(vCenter と ESX)の起動
ESX ホスト全台を同時にパワーオンして、ESX と vCenter が起動されるまで待ちます。
vCenter が起動したら、vSphere Client にログインして、vSAN クラスタの「構成」タブ→「vSAN」→「サービス」を開き、「再起動」をクリックします。

「再起動」をクリックします。

vSAN のサービスが起動されるまで待ちます。

vSAN のサービス起動が完了すると、下記のように表示されます。

vSAN 停止前と同様に、vSAN クラスタに問題がないことを確認しておきます。
vSphere Client の、クラスタ →「監視」タブ →「vSAN」→「Skyline Health」で、ハードウェア エラーなどが発生していないことを確認します。

「監視」タブ →「vSAN」→「オブジェクトの再同期」で、再同期処理中のオブジェクトがなくなったことを確認します。

2-2. SDDC Manager の起動
SDDC Manager の仮想マシンは、一般的な手順でパワーオンします。
vSphere Client で、仮想マシンを選択して、パワーオンボタンなどから起動します。

ゲスト OS が起動され、ホスト名や IP アドレスが表示されるまで待ちます。

2-3. NSX Manager の起動
NSX Manager の仮想マシンは、一般的な手順でパワーオンします。
vSphere Client で、仮想マシンを選択して、パワーオンボタンなどから起動します。

2-4. VCF Operations の起動
VCF Operations は、一般的な手順で仮想マシンをパワーオンしてから、VCF Operations の admin UI でクラスタをオンラインにします。
vSphere Client で、VCF Operations 仮想マシンを選択して、パワーオンボタンなどから起動します。

VCF Operations の admin UI(URL は /admin)に、admin ユーザーでログインします。

「クラスタをオンラインにする」をクリックします。

「クラスタのステータス」と、ノードの「ステータス」が、「オンライン」になるまで待ちます。

2-5. VCF Operations Fleet Management の起動
Fleet Management の仮想マシンは、一般的な手順でパワーオンします。
vSphere Client で、仮想マシンを選択して、パワーオンボタンなどから起動します。

2-6. VCF Operations Collector の起動
VCF Operations Collector の仮想マシンは、一般的な手順でパワーオンします。
vSphere Client で、仮想マシンを選択して、パワーオンボタンなどから起動します。

2-7. VCF Automation の起動
VCF Automation は、仮想マシンも含めて VCF Operations から起動します。
VCF Operations(/ui のほう)にログインします。

「フリート管理」→「ライフサイクル」を開き、Automation の「MANAGE」をクリックします。

「・・・」→「パワーオン」をクリックします。

確認画面が表示されるので、「送信」をクリックします。

下記のようにタスクが完了すると、VCF Automation 仮想マシンが起動され、サービスも起動された状態になります。

以上、VCF 9.0 の管理ドメインを停止→起動してみる話でした。