VMware Cloud Foundation(VCF)9.0 の VCF Automation(VCFA)で作成した All Apps 組織の動作確認を実施します。今回は、VCFA の組織ポータルから、「仮想マシン サービス」の仮想マシンを作成してみます。ここで作成される仮想マシンは、vCenter インベントリに登録されますが、Kubernetes リソースとして管理されます。
前回はこちら。
今回の内容です。
1. 仮想マシン サービス(VM Service)での仮想マシン作成
VCFA の組織ポータルで「ビルドと展開」タブを開くと、以前の投稿 で作成した名前空間が選択されています。

「ビルドと展開」タブ →「サービス」→「仮想マシン」を開き、「仮想マシン」タブにある「仮想マシンの作成」をクリックします。

「OVF からの展開」を選択して、「次へ」をクリックします。パラメータを入力すると、右画面にある YAML も自動的に更新されます。

仮想マシンのパラメータを入力して、画面をスクロールします。
- 仮想マシン名:vm01
- ゾーン:自動
- 仮想マシン イメージ:photon-50

残りのパラメータを入力して、「確認」をクリックします。
- 仮想マシン クラス:best-effort-xsmall
- ストレージ クラス:vcf-m01-cl01-vsan-storage-policy
(仮想マシン ストレージ ポリシーから自動作成されたストレージ クラス) - 電源状態:パワーオン

詳細設定の画面にロード バランサの追加ボタンがありますが、今回は、仮想マシン作成後に実施します。そのまま画面をスクロールします。

Cloud-init によるゲスト カスタマイズで、パスワードログイン可能なデモ用ユーザーを作成します。デフォルト ユーザーを有効化しておきます。
- デフォルト ユーザーの有効化:有効化
そして、「新しいユーザーの作成」をクリックします。

ユーザー名とパスワードを入力して、「保存」をクリックします。
- ユーザー名:demo
- パスワード:VMware1!

詳細設定の画面に戻るので、残りのパラメータを指定して「次へ」をクリックします。
- SSH パスワード認証:有効化

ネットワーク設定を入力して、「次へ」をクリックします。
- ホスト名:vm01
- ネームサーバ:192.168.70.51
- ドメインの検索:vcf.go-lab.jp

確認画面で、YAML のダウンロード ボタンをクリックして、zip ファイルとして保存しておきます。

「仮想マシンの展開」をクリックします。

仮想マシンの作成が開始されました。

2. 作成された仮想マシンの様子
仮想マシンの作成が完了すると、ステータスが「準備完了」になり、IP アドレスが VPC サブネットのレンジから自動採番されます。

仮想マシン名の前にあるボタンをクリックして詳細情報を表示し、「WEB コンソールを開く」をクリックします。

Web コンソールが開くので、デモ用に作成したユーザーでログインします。
- ユーザー:demo
- パスワード:VMware1!

仮想マシンの IP アドレスを確認すると、組織ポータルに表示されていた IP アドレスが設定されています。
そして、VPC サブネット接続されていることも確認できます。今回は VPC サブネットのゲートウェイ宛に ping を実行しています。

vSphere Client でも、vSphere 名前空間の配下に vm01 が作成されていることが確認できます。この仮想マシンは、仮想マシン サービスで管理されているので、管理元が「WCP Service」になっています。

おまけ:YAML ファイルの内容
ダウンロードした zip ファイルには、下記のような2つのYAML ファイルが含まれています。
vm01.yaml
- 仮想マシン(VirtualMachine リソース)の YAML です。
- 24行目で指定されている Secret は、Bootstrap-Secret.yaml で作成します。
Bootstrap-Secret.yaml
- demo ユーザーのパスワード ハッシュを保存する Secret を作成します。
つづく。