VMware Cloud Foundation(VCF)インストーラで、VCF 9.1 の新規フリートをデプロイすると、デフォルトでは NSX が 分散 VLAN 接続モデル になります。この接続モデルでの VCF Automation 環境構築(の前提となるスーパーバイザー)で、Virtual Network Appliance(VNA)クラスタが必要になるので、今回は NSX Manager から展開してみます。
前回はこちら。
今回の内容です。
1. VNA クラスタの追加
今回は、管理ドメインで VCF Automation を利用するつもりなので、NSX の Default プロジェクトをそのまま利用します。
NSX Manager で、「Default」プロジェクトで、「システム」タブ →「構成」→「ファブリック」→「VNA クラスタ」を開き、「クラスタの追加」をクリックします。

VNA クラスタのパラメータを入力します。
- クラスタ名:m01-vna
- ノードのフォームファクタ:Medium(デフォルト)
そして、「追加」をクリックします。

ノードのパラメータを入力して、「適用」をクリックします。
- ノード名(FQDN):m01-vna-01.vcf.go-lab.jp
- コンピュート マネージャ:m01-vc.vcf.go-lab.jp
- vSphere クラスタ:vcf-m01-cl01
- リソース プール:空欄のまま
- データストア:vcf-m01-cl01-ds-vsan01
- 管理ネットワーク設定
- IP アドレス タイプ:IPv4 のみ
- IP の割り当て:静的
- 管理 CIDR:192.168.70.68/24
- デフォルト ゲートウェイ:192.168.70.1
- ポート グループ:vcf-m01-cl01-vds01-pg-vm-mgmt

ノードが追加されたことを確認して、「保存」をクリックします。

VNA の仮想マシン展開が開始されます。

名前の前にあるアイコンをクリックすると、クラスタが展開され、ノード単位の状態も確認できます。

しばらく待ってから、状態アイコンの更新リンクをクリックすると、アイコンが緑になるはずです。

ノードの「接続状態」のとなりの「!」マークをクリックすると、下記のように接続ステータスが確認できます。

vSphere Client でも、VNA 仮想マシンが展開されたことが確認できます。

2. VPC 接続プロファイルの設定変更
VPC 接続プロファイルに VNA クラスタを割り当て、さらにスーパーバイザーで利用できるように設定変更しておきます。
今回は、vSphere Client で設定します。ネットワーク インベントリで、データセンター(vcf-m01-dc01)配下の「Virtual Private Clouds」→「構成」タブ →「設定」→「接続プロファイル」を開くと、デフォルトの VPC プロファイルが作成されています。
- 名前:Default VPC Connectivity Profile

VPC プロファイルの先頭にあるボタンをクリックして、「編集」を開きます。

パラメータを入力して、「保存」をクリックします。
- VPC サービス ゲートウェイの構成
- 仮想ネットワーク アプライアンス クラスタ:m01-vna
- N-S サービス:有効
- デフォルトの送信 NAT:有効
- デフォルトの送信 NAT の外部 IP ブロック:Day0 External Ip Block

状態が「進行中」になるので、少し待ってから、更新リンクをクリックします。

状態が「成功」になったことを確認します。これで、VPC 接続プロファイルが、スーパーバイザーの有効化で選択可能になります。

つづく。