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VCF 9.1 で VPC スーパーバイザーを有効化してみる。

VMware Cloud Foundation(VCF)9.1 の管理ドメインで、VPC を使用するスーパーバイザーを有効化してみます。

 

前回はこちら。

 

今回の内容です。

 

1. vSAN 健全性 アラートの抑止

スーパーバイザーを有効化する際に、「vSAN の健全性」のチェックで SCSI コントローラー互換性の警告を検知すると、処理がスタックしてしまうので、事前にアラートを抑止しておきます。なお、この検証環境はネスト構成なのでアラートが検出されていますが、本来は互換性のある SCSI コントローラーが必須です。

 

vSphere Client で、クラスタの「監視」タブ →「vSAN 健全性」を開き、「UNHEALTHY」にある「SCSI コントローラが VMware によって認定済み」の「SILENCE ALERT」をクリックします。

 

確認画面が表示されるので、「YES」をクリックします。

 

「SILENCED」を開き、「SCSI コントローラが VMware によって認定済み」が移動されたことを確認します。

 

2. スーパーバイザーの有効化

vSphere Client で、「スーパーバイザー管理」を開き、「開始する」をクリックします。

 

vCenter とネットワーク スタックを選択して、「次へ」をクリックします。

  • vCenter Server システムの選択:M01-VC.VCF.GO-LAB.JP(管理ドメインの vCenter)
  • ネットワーク スタックの選択:VPC を使用した VCF ネットワーク

 

「スーパーバイザーの配置」画面が表示されます。

 

「クラスタのデプロイ」を選択して、パラメータを入力して「次へ」をクリックします。

  • スーパーバイザー名:sv-01
  • 制御プレーンの高可用性の有効化:無効のまま(デフォルト)
  • クラスタの選択:vcf-m01-cl01
  • vSphere Zone 名:zone-01

 

ストレージ ポリシーを選択して、「次へ」をクリックします。

  • 制御プレーン ストレージ ポリシー:vcf-m01-cl01 vSAN Storage Policy
  • 短期ディスク ストレージ ポリシー:vcf-m01-cl01 vSAN Storage Policy
  • イメージ キャッシュ ストレージ ポリシー:vcf-m01-cl01 vSAN Storage Policy

 

管理ネットワークのパラメータを入力して、「次へ」をクリックします。

  • IP アドレスの割り当てモード:静的
  • ネットワーク:vcf-m01-cl01-vds01-pg-vm-mgmt
  • IP アドレス:192.168.70.141-192.168.70.145
  • サブネット マスク:255.255.255.0
  • ゲートウェイ:192.168.70.1
  • DNS サーバ:192.168.70.51
  • DNS 検索ドメイン:vcf.go-lab.jp
  • NTP サーバ:192.168.70.51

 

ワークロード ネットワークのパラメータを入力して、「次へ」をクリックします。

  • NSX プロジェクト:Default(デフォルト)
  • VPC 接続プロファイル:Default VPC Connectivity Profile(デフォルト)
  • プライベート (VPC) CIDR:172.30.0.0/16(デフォルト)
  • サービス CIDR:172.29.0.0.0/16(デフォルト)
  • DNS サーバー:192.168.70.51
  • NTP サーバー:192.168.70.51

 

詳細設定では、スーパーバイザー制御プレーン仮想マシンのサイズを指定して、「次へ」をクリックします。

  • スーパーバイザー制御プレーンのサイズ:小(デフォルトのまま)
  • API サーバの DNS 名:空欄のまま
  • 設定のエクスポート:ON にする

 

設定を確認して、「完了」をクリックすると処理が開始します。

 

構成ステータスが「設定中」になるので、しばらく待ちます。

 

スーパーバイザーの有効化が完了すると、下記のように「構成ステータス」と「ホストの構成ステータス」が、「実行中」になります。

「制御プレーン ノードの IP アドレス」には、有効化処理中は管理ネットワークのアドレスが表示されますが、完了時点では外部 IP ブロックのアドレスが表示されます。

  • 制御プレーン ノードの IP アドレス:192.168.79.6

 

3. 有効化したスーパーバイザーの様子

vSphere Client でインベントリを確認すると、スーパーバイザー制御プレーンの仮想マシンが展開され、パワーオンされています。

  • 仮想マシン名:SupervisorControlPlaneVM (1)
  • IP アドレス:管理ネットワークから2つ、プライベート(VPC サブネットの)CIDR から2つが設定されます。

 

VPC や VPC サブネットが自動作成され、NSX のネットワーク トポロジ―は下記のようになります。

 

「kube-system_~」という VPC の「IP の割り当て」を確認すると、外部 IP ブロック(Day0 External Ip Block)から「192.168.79.6」が割り当てられています。

「使用場所」列にある「2」をクリックします。

 

「192.168.79.6」が、VPC ロード バランサ(TCP 443)で使用されていることがわかります。

 

Web ブラウザから、スーパーバイザー制御プレーンの、VPC ロードバランサの IP アドレスにアクセスしています。

  • 192.168.79.6

ここでも、証明書のエラーは、無視して進みます。

 

スーパーバイザー制御プレーンの提供する、Web ページが表示できました。

 

つづく。