VMware Cloud Foundation(VCF)9.1 の VCF Automation(VCFA)で、Kubernetes クラスタのブループリントを展開してみます。
前回はこちら。
今回の内容です。

1. YAML ファイルの用意
Kubernetes クラスタ(Cluster リソース)の YAML ファイルを作成しておきます。
これは、以前の投稿で作成したファイルを編集しています。
k8s-bp-01.yaml
- L5:input 変数として、展開先の名前空間の名前を指定
- L7-15:展開する名前空間を指定
- L16-68:Kubernetes(Cluster)リソースを定義
- L28:Kubernetes クラスタの名前
- L39:vSphere Kubernetes Cluster Service のバージョンにあわせて、~v3.6.0
- L41:Kubernetes クラスタのバージョン。この文字列をもとに、VKR リゾルバによってコンテンツ ライブラリから OVF がピックアップされる。
- L46,55:デフォルトのStorageClass
- L57:制御プレーンは1ノード
- L65:ワーカーも1ノード
ちなみに、Kubernetes ノードとして展開される VKR(OVF ファイル)の配信には、デフォルトで作成されるコンテンツ ライブラリ(Kubernetes Service Content Library)が使用されます。

2. ブループリントのインポート
VCFA の組織ポータルで、ブループリントの YAML ファイルをインポートします。
「ビルドと展開」→「コンテンツ ハブ」→「ブループリント デザイン」を開き、「ブループリント」タブで「新規フォーム」→「インポート」をクリックします。

ブループリントの情報を入力して、「インポート」をクリックします。
- 名前:k8s-bp-01
- プロジェクト:default-project
- ファイルのアップロード:k8s--bp-01.yaml

ブループリントの名前をクリックします。
- 名前:k8s-bp-01

画面左下にある「テスト」をクリックします。

「テスト」をクリックします。

「成功」と表示されたことを確認して、「×」ボタンをクリックして閉じます。

3. ブループリントの展開
画面左下にある、「展開」をクリックします。

パラメータを入力して「次へ」をクリックします。
- 展開名:bp-test-02

展開の入力(input 変数)はデフォルトのまま、「展開」をクリックします。

展開処理が完了し、「Create 成功」になるまで待ちます。

4. 展開された Kubernetes クラスタの様子
展開された Kubernetes クラスタの様子を、VCFA 組織ポータル、vSphere Client、NSX Manager から見てみます。
4-1. 組織ポータル
Kubernetes クラスタ(Kubernetes_Cluster_1)を選択すると、クラスタの情報が表示されます。

インスタンス画面の左上にある「戻る」をクリックします。

キャンバスの画面も、画面左下にある「閉じる」をクリックして閉じます。

「ビルドと展開」タブ →「サービス」配下にて、名前空間が選択された状態で「Kubernetes」を開き、Kubernetes クラスタの先頭にあるリンクをクリックします。

Kubernetes クラスタの情報が表示され、ここから kubectl での接続などに使用する kubeconfig ファイルがダウンロードできます。

4-2. vSphere Client
vSphere Client でも、名前空間に Kubernetes クラスタの仮想マシン(制御プレーン x1、ワーカー x1)が展開されたことが確認できます。

名前空間の「リソース」タブ → Kubernetes クラスタの「サービスに移動」を開きます。

Kubernetes クラスタが表示されるので、先頭のリンクをクリックします。

ここでも Kubernetes クラスタの情報を確認でき、kubeconfig ファイルをダウンロードできます。

4-3. NSX
NSX Manager では、VCFA 組織のプロジェクトに VPC サブネットが追加され、Kubernetes クラスタを構成する仮想マシンが接続されていることが確認できます。
「org-01」プロジェクト →「ネットワーク」タブ →「ネットワーク トポロジ」を開くと、VPC ゲートウェイ配下に、VPC サブネットと仮想マシン(2台)が追加されています。

つづく。