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VCF 5.2.1 に対応した ESXi ISO イメージ ファイルの入手方法。

VMware Cloud Foundation(VCF)5.2.1 で使用する、ESXi インストーラーの ISO イメージ ファイルを用意してみます。

今回の内容です。

 

1. ESXi バージョンの確認

VCF 5.2.1 に対応した ESXi のバージョンは、リリース ノートの Bill of Materials(BOM)などで確認できます。

 

VCF 5.2.1 に対応しているのは、ESXi 8.0 Update 3b(24280767)です。

 

2. ISO イメージ ファイルのダウンロード

ESXi 8.0 U3b の ISO イメージ ファイルは、vSphere Hypervisor(ESXi)8.0 のダウンロード ページでは提供されていません。

そこで、パッチ(Solutions)ダウンロード ページから入手します。

 

「VMware vSphere」ページの「Solutions」タブを開き、ひとまず「Enterprise Plus」を開きます。

 

「8.0」を開きます。

 

この画面に、vCenter Server と ESXi のパッチごとのダウンロード ページへのリンクがあります。ここでは下記のリンクを開きます。

  • VMware-ESXi-8.0U3b-24280767

 

ページを下の方にスクロールすると・・・

 

さりげなく、オフライン バンドルの .zip ファイルだけでなく、ISO イメージ ファイルも公開されています。そこで、下記のファイルをダウンロードします。

  • VMware-VMvisor-Installer-8.0U3b-24280767.x86_64.iso

ダウンロードの際に、初回のみ使用者情報の入力(名前や住所など)が必要です。

 

この ISO イメージ ファイルでインストールしたホストが、SDDC の Bring-up や、ホストのコミッションで使用できます。ちなみに、下位バージョンの ESXi をアップデート/アップグレードして ESXi 8.0 U3b にしたホストも使用可能です。

 

おまけ:最近の変更点について

VCF 5.2 あたり(ESXi 8.0 U3 あたり?)から、ESXi の自己署名証明書を再生成したあとで、rhttpproxy の再起動も必要になりました。コンソール接続での ESXi Shell か SSH 接続で、下記のように証明書を生成してサービスを再起動します。

/sbin/generate-certificates
/etc/init.d/hostd restart
/etc/init.d/vpxa restart
/etc/init.d/rhttpproxy restart

 

ちなみに、ESXi の再起動でも証明書が反映されます。

/sbin/generate-certificates
reboot

 

そして ESXi の SSH は、サービスを起動/有効化していても、Bring-up 処理中で無効化されるようになりました。

 

以上、VCF 5.2.1 むけの ESXi ホストを用意する話でした。