ネステッド ESXi 環境を利用した NSX ラボを構築します。今回は、今回は、Tier-1 ゲートウェイを作成します。
- ラボの概要: Step-01: はじめに
- 前回の投稿: Step-07: Tier-0 ゲートウェイの作成
今回の内容です。
作成する Tier-1 ゲートウェイは、下記の赤枠部分です。
1. Tier-1 ゲートウェイの作成
NSX Manager で「ネットワーク」→「接続」→「Tier-1 ゲートウェイ」を開き、「TIER-1 ゲートウェイ の追加」をクリックします。
次のようにパラメータを入力します。
- Tier-1 ゲートウェイの名前: t1-gw-21
- HA モード: アクティブ/スタンバイ ※デフォルトのまま
- リンクされた Tier-0 ゲートウェイ: t0-gw-21
- Edge クラスタ: edge-cluster-21
- Edge の自動割り当て: はい ※デフォルトのまま
そして、「保存」をクリックします。
これで Tier-1 ゲートウェイが作成されました。
2. Tier-1 ゲートウェイでのルート アドバタイズ設定
Tier-0 / Tier-1 ゲートウェイ間のルート情報のアドバタイズ(広報)も、NSX で設定します。ここでは、後続の手順で Tier-1 ゲートウェイに直結するオーバーレイ セグメントのためのアドバタイズを有効化しておきます。
前手順でいったん Tier-1 ゲートウェイの設定作業は完了しているので、あらためて「編集」をクリックします。
Tier-1 ゲートウェイ(t1-gw-21)の行頭にあるアイコン→「編集」をクリックします。
「ルート アドバタイズ」→「接続されているすべてのセグメントおよびサービス ポート」のスイッチを有効にして、「保存」をクリックします。
「編集を終了」をクリックします。
このあとは、オーバーレイ セグメントの作成や、DHCP サーバの設定などをすすめていきます。
つづく。