vSphere 8.0 U2 で、vSphere with Tanzu の自宅ラボ環境で、スーパーバイザーを無効化してみます。
今回の内容です。
ドキュメントでは、下記のあたりに説明があります。
ラボ構成のイメージ
今回は、ワークロード管理を無効化することで、vSphere クラスタからスーパーバイザーを削除します。

スーパーバイザーを無効化する前の状態
1-Zone のスーパーバイザーに、vSphere 名前空間と、TKGS クラスタが作成されています。

スーパーバイザーの構成ステータスは、「実行中」です。

コンテンツ ライブラリ「Kubernetes Service Content Library」が作成されています。

NSX では、下記のようなトポロジが構成されています。

NSX ALB では、下記のような仮想サービスが作成されています。

スーパーバイザーの無効化
それでは、スーパーバイザーを無効化(ワークロード管理を無効化)してみます。
「ワークロード管理」メニュー →「スーパーバイザー」タブで、対象のスーパーバイザーを選択して、「無効化」をクリックします。

確認メッセージが表示されるので、「このアクションを続行することを確認」のチェックを ON にして、「無効化」をクリックします。

ひたすら待ちます。

「ワークロード管理」の画面が、スーパーバイザーが未構築の状態に戻りました。

スーパーバイザーを無効化した後の様子
ワークロード管理を無効化したあとの状態です。

コンテンツ ライブラリ「Kubernetes Service Content Library」も自動的に削除されています。

NSX は、事前に手動作成していた Tier-0 ゲートウェイ、NSX ALB 用の Tier-1 ゲートウェイ、NSX Edge Uplink ネットワークの VLAN セグメント以外は、自動的に削除されています。

NSX ALB は、なぜかスーパーバイザーの仮想サービスが残っています・・・
これらを手動で削除すると、120分後に Service Engine VM も削除されるはずです。

以上、vSphere with Tanzu 8.0 U2 ラボを構築してみる話でした。