vSphere 8.0 U2 で、vSphere with Tanzu の自宅ラボ環境を構築していきます。
1. 構築の流れ
NSX の準備までは共通手順として実施したうえで、その後は、1-Zone / 3-Zone のスーパーバイザー、さらに NSX ALB を使用するスーパーバイザーを構築してみます。
NSX の準備まで
- Part-01: vSphere クラスタの準備
- Part-02: vSphere Zone の作成
- Part-03: 共有データストアの用意(NFS)
- Part-04: ストレージ ポリシーの作成
- Part-05: vDS / 分散ポート グループの作成
- Part-06: NSX Manager のデプロイ
- Part-07: ESXi への NSX インストール
- Part-08: NSX Edge のデプロイ
- Part-09: Tier-0 ゲートウェイの作成
- → スーパーバイザーの構築へ。(Part-10 or Part-15 or Part-18)
NSX を使用した 1-Zone スーパーバイザーの構築
- Part-10: ワークロード管理の有効化
- Part-11: vSphere 名前空間の作成
- Part-12: スーパーバイザーへの接続
- Part-13: TKGS クラスタの作成
- Part-14: TKGS クラスタでのアプリ展開
NSX を使用した 3-Zone スーパーバイザーの構築
- Part-15: ワークロード管理の有効化(3-Zone スーパーバイザー)
- Part-16: vSphere 名前空間の作成(3-Zone スーパーバイザー)
- Part-17: TKGS クラスタの作成(3-Zone スーパーバイザー)
NSX + NSX ALB を使用した 1-Zone スーパーバイザーの構築
- Part-18: NSX ALB の構築準備(vSphere)
- Part-19: NSX ALB の構築準備(NSX)
- Part-20: NSX ALB Controller のデプロイ
- Part-21: NSX ALB での NSX Cloud の作成
- Part-22: NSX ALB の SE Group 設定
- Part-23: ワークロード管理の有効化(NSX + NSX ALB)
- Part-24: TKGS クラスタの作成(NSX + NSX ALB スーパーバイザー)
スーパーバイザーの無効化
おまけ
- vSphere with Tanzu でのスーパーバイザー構成のエクスポート / インポート。
- vSphere with Tanzu 8.0 U2(vDS + Avi)ラボ環境構築。 ※VVF 構成
- vSphere 8.0 U3 の vSphere IaaS Control Plane の様子。
2. ラボ環境のイメージ
構築するラボのイメージ図です。
ネットワーク構成イメージ
NSX + NSX ALB のスーパーバイザーの構成イメージです。
ESXi ホストと仮想マシンの配置イメージ
vSphere with Tanzu は、ネスト環境で構成しています。ただし物理マシンの CPU / メモリ リソースが限られているので、vCenter Server の外部に展開できる管理サーバは、ネストの外側に配置しています。
おまけ
以前のバージョン(vSphere with Tanzu 7.0)の様子はこちら
1回目はこちら。