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VMware Cloud on AWS の SDDC を REST API で削除してみる。

VMware Cloud on AWS(VMC on AWS)の SDDC を、REST API で削除してみます。

削除する SDDC は、前回の投稿で作成したものです。

 

今回の内容です。

 

1. SDDC 削除スクリプトの用意

REST API での SDDC の削除(/sddc の DELETE メソッド)では、作成とは異なり、SDDC の ID のみを指定します。

SDDC ID を取得するためには、下記のように VMC on AWS の REST API で用意されたフィルタ($filter)を利用することもできます。ただし、実際には URL に含まれるスペースやシングル クオートなどの記号を%エンコードする必要があります。

GET /orgs/$ORG_ID/sddcs?$filter=(name eq 'SDDCの名前')

 

今回は $filter のかわりに、私が使い慣れている jq コマンドのフィルタを利用して、下記のような SDDC 削除スクリプトを用意しました。

delete_vmc_sddc.sh

  • 7行目: 引数1 で API キーと 組織 ID を記載したファイルを指定
  • 8行目: 引数2 で SDDC の名前を指定
  • 20行目: jq のフィルタを組み立て。
  • 21~26行目: SDDC の名前から ID を取得
  • 31行目~: SDDC を削除

gist.github.com

 

前回の SDDC 作成スクリプトと同様に、VMC の API キーと組織 ID を記載したファイルを用意しておきます。

id_and_key.txt

export API_TOKEN="XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX"
export ORG_ID="XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX"

 

2. SDDC の削除

下記のようにスクリプトを実行すると、SDDC が削除できます。

  • 引数1: API キーと 組織 ID を記載したファイルを指定
  • 引数2: 削除対象の SDDC の名前
$ bash ./delete_vmc_sddc.sh ./id_and_key.txt TEST-SDDC-1Node

 

これで、削除処理が開始されます。

 

しばらく待つと SDDC が削除されます。

 

以上、REST API で VMC on AWS の SDDC を削除してみる話でした。

つづく。