VCF 5.2 のデポ設定に Broadcom Support Portal アカウントを登録してみる。

VMware Cloud Foundation（VCF）5.2 の SDDC Manager で、オンラインデポを利用するために Broadcom Support Portal（BSP）のアカウントを登録してみます。

この設定により、SDDC Manager / vCenter などのアップグレード、Avi Load Balancer や Aria Suite Lifecycle のインストールで利用するソフトウェアがダウンロード可能になります。

ドキュメントでは、下記のあたりです。

今回の内容です。

SDDC Manager では、ライフサイクル管理機能でソフトウェアをインストール/アップグレードする際に使用する、ソフトウェアの「バンドル」をダウンロードする機能があります。

ただし、デフォルトではオンラインデポ設定が構成されていないため、下記のようになにも表示されません。

また VCF 5.2 から、「ライフサイクル管理」→「SDDC Manager」画面が追加されましたが、デフォルトではデポ設定がされていないため、なにも表示されません。

デポ設定では、Broadcom Support Portal（BSP）のアカウントを設定します。ちなみに、ここで設定する BSP アカウントには、対象のソフトウェアをダウンロードできる権限が必要です。

SDDC Manager の「管理」→「デポ設定」を開いて、「VMware デポ」の「認証」をクリックします。

認証情報を入力して、「認証」をクリックします。

「デポ接続がアクティブ」になったことを確認します。

数分ほど待つと、「バンドル管理」の画面にインストールやアップグレードで利用可能なソフトウェアが表示されるようになります。

SDDC Manager の画面でも、新しいバージョンのソフトウェアがあるか確認できるようになります。ただし、現状では VCF 5.2 が最新バージョンなので、アップデートは表示されていません。

PowerVCF では、Set-VCFDepotCredential が設定、Get-VCFDepotCredential が設定確認です。（事前に Request-VCFToken で SDDC Manager のトークンを取得します）

PS> Request-VCFToken
PS> Set-VCFDepotCredential
PS> Get-VCFDepotCredential

以上、SDDC Manager でデポ設定をしてみる話でした。

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