VMware Cloud Foundation(VCF)の SDDC Manager 5.2.1.0 を、5.2.1.1 にアップデートしてみます。
VCF 5.2.1.1 のリリース ノートは、VCF 5.2.1 のページに「VMware Cloud Foundation 5.2.1.1 Release Information」として含まれています。
今回の内容です。
今回の環境
VCF 5.2.1 の Management Workload Domain を展開してあります。
現在の VCF リリースバージョンは、5.2.1.0 です。5.2.1.1 は表示されていませんが、現時点で SDDC Manager を 5.2.1.1 にアップデート可能です。
SDDC Manager では、デポ設定を実施してあります。
1. ソフトウェアのダウンロード
SDDC Manager で、「ライフサイクル管理」→「SDDC Manager」を開いて、「ダウンロード」をクリックします。
ダウンロードが開始されるので、しばらく待ちます。
2. 事前チェックの実行
ダウンロードが完了したことを確認して、「事前チェックの実行」をクリックします。
すこし待ちます・・・
1件エラーが検出されたので、「詳細表示」を開いてみます。
レポートの「エラー」を開くと、vSAN HCL DB が最新ではないことを検知したようです。
vSphere Client で Skyline Health による健全性検出の結果を確認すると、vSAN HCL DB は新しそうなので、今回は無視して進めてみます。
3. アップデートの実行
5.2.1.1 の「今すぐ更新」をクリックします。
「アップグレードの開始」をクリックします。
少し待つと、アップデート処理が開始されます。
アップデートが開始されると、下記の画面に遷移します。
しばらく待つと自動的にログアウトされるので、ログインしなおします。
すぐにログインすると、下記のようなエラーになったりします。この場合は、少し待ってから Web ブラウザで画面を更新します。
ひきつづき、アップデート処理の完了を待ちます。
アップデートが完了すると、下記のようになります。
「完了」をクリックすると、SDDC Manager の画面に移動できます。
SDDC Manager の「ライフサイクル管理」→「SDDC Manager」画面では、バージョンが 5.2.1.1 になったことが確認できます。
「更新履歴」では、アップデートの履歴を確認できます。「詳細表示」をクリックすると・・・
アップデート完了時に表示されていた情報が確認できます。
以上、SDDC Manager をアップデートしてみる話でした。