VMware Cloud Foundation（VCF）5.2 で、VI Workload Domain（VI Domain）を削除してみます。
今回の内容です。
今回の環境
VI Workload Domain は、下記のように展開してあります。
- VCF 5.2 で VI Workload Domain を展開してみる。Part-02：VI Workload Domain の展開（NSX なし）
- VCF 5.2 で VI Workload Domain を展開してみる。Part-03：VI Workload Domain の展開（NSX あり）
1. VI Workload Domain の削除
SDDC Manager で、「ワークロード ドメイン」→ VI Workload Domain の「vcf-w01」を開きます。※ちなみに、この画面の vcf-w01 行頭のボタンからでも削除できます。
「アクション」→「ドメインの削除」をクリックします。
確認画面が表示されるので、下にスクロールします。
確認のため、ワークロード ドメインの名前を入力して「ワークロード ドメインの削除」をクリックします。
- ワークロード ドメイン名：vcf-w01
削除の処理が開始されるので、タスクのステータスが成功になるまで待ちます。
これで、VI Workload Domain（vcf-w01）が削除されました。
2. ESXi ホストのデコミッション
「インベントリ」→「ホスト」→「未割り当てのホスト」を開くと、VI Workload Domain を構成していた ESXi ホストの状態は「クリーン アップが必要」になっています。
未割り当てのホストをすべて選択して、「選択したホストのデコミッショニング」をクリックします。
確認画面が表示されるので、「確認」をクリックします。
タスクのステータスが「成功」になるまで待ちます。
デコミッションしたホストは、ホストのインベントリから削除されます。
このあとに環境再構築などで VI Workload Domain を再デプロイする場合は、ESXi ホストを再構築します。ホストのコミッションを実行する前に、ESXi を再インストールして、Host Client などからパーティションをクリアしておくと成功しやすいと思います。
以上、VI Domain を削除してみる話でした。
