VMware Cloud Foundation(VCF)5.2 に展開した Aria Automation にて、Assembler でプロジェクトを追加して、Service Broker のカタログからテンプレートを展開してみます。今回は、Assembler でテンプレートを作成して、カタログに公開してみます。
前回はこちら。
今回の内容です。
- 1. Assembler でのテンプレートの作成
- 2. テンプレートのリリース(バージョンの作成)
- 3. Service Broker でのコンテンツ ソースの作成
- 4. コンテンツ共有ポリシーの作成
1. Assembler でのテンプレートの作成
テンプレートは、下記のように作成したものがあります。
以前に作成したテンプレートの YAML ファイルを、下記のようにアップロードしておきます。
今回は、_vm-template-01.yaml ファイルをアップロードして、下記のテンプレートを作成しました。
- 名前:vm-template-03
- プロジェクト:demo-pj-01
2. テンプレートのリリース(バージョンの作成)
Assembler の「デザイン」→「Templates」を開いて、作成したテンプレートを開きます。
- 名前:vm-template-03
「バージョン」をクリックします。
パラメータを入力して、「作成」をクリックします。
- バージョン:1
- このバージョンのカタログへのリリース:ON
これで、テンプレートの「バージョン 1」が作成されました。
3. Service Broker でのコンテンツ ソースの作成
Service Broker を開き、「コンテンツとポリシー」タブ →「コンテンツ ソース」で、「新規」をクリックします。
「Template」をクリックします。
コンテンツ ソースの情報を入力して、「検証」をクリックします。
- 名前:demo-pj-01 Templates
- ソース プロジェクト:demo-pj-01
検証が成功したら、「作成とインポート」をクリックします。
これで、コンテンツ ソースが作成できました。
「コンテンツとポリシー」タブ →「コンテンツ」を開くと、プロジェクトに作成した vm-template-03 が表示されるようになります。
4. コンテンツ共有ポリシーの作成
コンテンツをカタログに表示するため、コンテンツ共有ポリシーを作成します。
Service Broker の「コンテンツとポリシー」タブ →「ポリシー」→「定義」を開き、「新規ポリシー」をクリックします。
「コンテンツ共有ポリシー」をクリックします。
ポリシーのパラメータを入力します。
- 名前:demo-pj-01 contents-share-policy
- スコープ:プロジェクト → demo-pj-01
そして、「アイテムの追加」をクリックします。
コンテンツ ソースを選択して、「アイテムの追加」をクリックします。
- コンテンツ ソース:demo-pj-01 Templates
コンテンツ ソースが選択されたことを確認します。
ユーザーへの共有設定を指定して、「作成」をクリックします。
- プロジェクト内のすべてのユーザー/グループと (コンテンツ) を共有:ON
これで、コンテンツ共有ポリシーが作成されました。
Service Broker の「使用」→「カタログ」を開くと、「vm-template-03」テンプレートが表示されています。
つづく。