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自宅ラボ NSX-T 3.1 の構築。Step-02: ネストの外側での準備

NSX-T のネステッド ESXi 環境を利用したラボを構築してみます。

今回は、ネスト環境として土台になる、外側の vSphere 環境の準備について、VM の配置やリソース割り当てなどを紹介します。

前回はこちら。

今回の内容です。

前提となるサーバ群の準備

まずは、DNS / NTP / vCenter(VCSA)などの用意について紹介します。

ただしこれらのサーバは、NSX-T を利用するか、ネスト環境であるか、といったケースにかかわらず vSphere として必要です。しかし今回構築する vSphere + NSX-T ラボ上で稼働することが必須ではないサーバ群なので、ネストの外側に(物理ホスト上に)構築しておきます。

なお、特にネスト特有ではない一般的な手順で構築することになるため、今回は簡単なコメントのみです・・・

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DNS サーバ

vCenter と ESXi の、正引き/逆引きの設定(A / PTR レコード)を忘れずに登録しておきます。NSX Manager の A / PTR レコードも登録しておきます。

NTP サーバ

ネスト環境では普通の仮想化環境以上に時間がずれやすいので、ネスト外部の NTP サーバとの時刻同期がよいかなと思います。

vCenter Server(VCSA)

VCSA は、最小(tiny)サイズでのデプロイでも NSX-T の動作確認は可能です。ちなみに何度も VCSA をデプロイするのであれば、vcsa-deploy.exe / vcsa-deploy を利用した CLI でのデプロイがおすすめです。

共有データストア

NSX としては ESXi の共有データストアがなくても動作しますが、あると便利なので用意しておきます。ちなみにこのラボでは、Linux VM で用意しています。

ネステッド vSAN なども利用できますが、今回は物理マシンの CPU / メモリ リソースを節約するため NFS にしています。

ESXi VM 設定のポイント

ネステッド ESXi にする、ESXi VM の設定についてです。

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このラボで NSX-T をインストールする ESXi は、VM として作成しています。

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vSphere Client での表示上は「VMware ESXi 6.0」となっていますが、この VM にはゲスト OS として ESXi 7.0 U1c がインストールされています。

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CPU(ESXi VM の vCPU)

このラボの ESXi VM では、ESXi インストールに必要な 2 vCPU を割り当てています。

ネステッド ハイパーバイザ上で VM を起動するために必要な、vCPU での「ハードウェア仮想化」を有効化しておきます。

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メモリ

動作する最小減の割り当てよりも少し多めに、このラボでは 12GB にしています。実際にこのメモリ容量を使い切るわけではないので、オーバーコミットも可能です。

ちなみに容量が少ないと、NSX インストール / インストール後にエラーになったりします。

ローカルディスク(ESXi VM の VMDK)

ESXi をインストールするローカルディスクは、仮想ディスク(VMDK)として作成しておきます。ESXi むけ VM を作成する際のデフォルトである、40GB でも問題なそうです。ちなみにメモリと同様、容量が少なすぎると NSX インストールや、インストール後の ESXi 再起動でエラーになったりします。

このラボでは NFS データストアを別途用意するので、ESXi VM には、あえてローカル データストアむけの VMDK は用意しません。

VM を作成したら、ESXi は普通の(My VMware からダウンロードできる)インストーラ ISO ファイルからインストールします。

物理ホストのネットワーク構成

仮想スイッチ / ネットワーク構成については、ネスト環境ならではの工夫が必要です。これは次回以降の投稿で紹介するつもりです。

つづく!

自宅ラボ NSX-T 3.1 の構築。Step-03: 仮想スイッチの構成 - vm.gowatana.jp