個人的な vSAN Advent Calendar 2日目です。
自宅ラボの vSAN 7.0 U 1 Advent Calendar 2020 - Adventar
ちょうど vExperts Advent Calendar で vSAN HCI Mesh を紹介いただいたので、私もやってみました。
[VMware] vSAN HCI Meshvirtualhive2.wordpress.com
HCI Mesh のサーバ クラスタ / クライアント クラスタ
HCI Mesh では、vSAN データストアを提供するサーバ クラスタと、クライアント クラスタが登場します。
サーバ クラスタ
サーバ クラスタとして、昨日用意した vSAN クラスタをを利用します。
vSphere Client から見た vSAN 7.0 U1。 - vm.gowatana.jp
クライアント クラスタ
あらたに、3ノードの vSAN 7.0 U1 クラスタを用意しました。
vSAN データストアも作成されています。
リモートデータストアのマウント
「データストア共有」画面では、ローカル vSAN データストアのみが表示されています。さっそく、[VMware] vSAN HCI Mesh で紹介されているように「リモート データストアのマウント」からサーバ クラスタ側の vSAN データストアをマウントしました。
サーバ クラスタのもつ vSAN データストアがマウントされました。
サーバ クラスタ側でも、マウントされたデータストアにはクライアント データストアが表示されています。
ふと、複数のクライアント クラスタからマウントしたらどうなるのか気になりました。
vSAN HCI Mesh でメッシュ感を出してみる
そこで、3つ目の vSAN クラスタを用意しました。
1つめの vSAN クラスタからデータストアをマウントすると、(期待どおり)複数のクライアント クラスタが表示されました。
使い道があるわけではありませんが、3クラスタそれぞれで vSAN データストアをマウントした様子です。
ネスト環境のラボだと、ネストした ESXi での vSAN データストアがパフォーマンス ボトルネックになったりします。そこで、物理 vSAN クラスタの vSAN データストアを、ネスト内の vSAN クラスタからリモート マウントすると便利かもしれないと思いました。
以上、HCI Mesh を試してみた様子でした。