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VCF 9.0 で Foundation LB の vSphere Supervisor を構成してみる。Part-03:vSphere 名前空間の作成

VMware Cloud Foundation(VCF)9.0 の vCenter で、Foundation ロード バランサを使用したスーパーバイザーを有効化してみます。今回は、スーパーバイザーに vSphere 名前空間を作成します。

前回はこちら。

 

今回の内容です。

 

1. 名前空間の作成

vSphere Client の「スーパーバイザー管理」→「名前空間」を開き、「新規名前空間」をクリックします。

 

スーパーバイザーを選択して、「次へ」をクリックします。

  • スーパーバイザー:sv-01

 

vSphere 名前空間の設定値を入力して、「次へ」をクリックします。Foundation LB を使用するスーパーバイザーではオーバーレイ セグメントが作成されないので、ここでポートグループを選択します。

  • 名前:demo-ns-01
  • ネットワーク:vcf-m01-cl01-vds01-pg-wl01

 

ゾーンを選択して、「次へ」をクリックします。今回のスーパーバイザーはシングル ゾーン構成なので、1つだけ選択します。

  • ワークロード ゾーン:zone-01

 

確認画面で「完了」をクリックします。

 

これで vSphere 名前空間が作成されました。

 

「サマリ」タブの説明画面は、「×」や「確認」をクリックして閉じます。

 

2. 名前空間の設定

vSphere 名前空間でデータストアを使用するために、仮想マシン ストレージ ポリシーを追加します。

「ストレージの追加」をクリックします。

 

仮想マシン ストレージ ポリシーを選択して、「OK」をクリックします。

  • ストレージ ポリシー:vcf-m01-cl01 vSAN Storage Policy

 

ストレージ ポリシーが追加されました。

 

後続の手順で作成する vSphere Kubernetes Service(VKS)ノードが VM サービスで使用する、仮想マシン クラスを追加します。

「仮想マシン クラスの追加」をクリックします。

 

仮想マシン クラスを選択しやすくするため、クラス名の一部「small」でフィルタします。

 

仮想マシン クラスと選択して、「OK」をクリックします。

  • 仮想マシン クラス名:best-effort-small、best-effort-xsmall

 

これで、vSphere 名前空間で使用可能な仮想マシン クラスが設定されました。

 

vSphere 名前空間への、ユーザー / グループへの権限(ロール)割り当てについては、「サマリ」タブから設定できくなったようなので、「権限」タブから追加します。

vSphere 名前空間のロールは、従来と同様に下記が用意されています。

  • 名前空間の表示
  • 名前空間の編集
  • 名前空間の所有者

今回は設定を省略して、vSphere の管理者(Administrator@vpshere.local)ユーザーを使用します。

 

つづく。