VMware Cloud Foundation(VCF)5.2 で Aria Suite Lifecycle から展開した Aria Operations for Logs(Aria Logs)を削除してみます。
今回の内容です。
今回の環境
VCF 5.2 で、Aria Suite Lifecycle 8.18 の「環境」に複数の Aria 製品を展開してあります。そこに Aria Logs を展開してみたところ、微妙にうまくいかなかったので、なんとか削除したいと思います。
環境のメニューには「製品の追加」はありますが、「製品の削除」がないので、「詳細表示」画面から削除してみます。
Aria Suite Lifecycle 環境での「製品の削除」
Aria Suite Lifecycleの「Lifecycle Operations(ライフサイクル管理)」画面 →「環境」を開き、Aria Logs を追加してある環境で、「詳細表示」を開きます。
「Logs」タブで、「・・・」ボタン →「製品の削除」を開きます。
「関連付けられた仮想マシンを vCenter Sever から削除」のチェックを ON にして、Aria Logs を追加してある環境の名前を入力して、「次へ」をクリックします。
ここでの環境名の入力は、ユーザーに対する確認が目的で、環境ではなく製品だけが削除されます。
削除対象の仮想マシンが表示されるので、「削除」をクリックします。
これで、削除処理が開始されます。
そして削除処理は、失敗することもあります。この例では「再実行」がグレーになっているので、この申請についてはここで諦めます。
vSphere Client で確認すると、今回のケースでは処理が失敗しましたが、Aria Logs の仮想マシン(vcf-m01-logs-01~03)は削除されています。
しかし、Aria Suite Lifecycle の「環境」には、Aria Logs が残っています。
Aria Suite Lifecycle 環境での「製品の削除」(仮想マシン削除 なし)
Aria Suite Lifecycle で、Aria Logs の「製品の削除」を再実行してみます。
1回目の実行で仮想マシンは削除されたので、「関連付けられた仮想マシンを vCenter Sever から削除」を OFF のまま「削除」をクリックしてみます。
仮想マシン削除がないので、確認画面なしですぐに処理が開始されます。そして、「成功」で完了しました。
Aria Suite Lifecycle の「環境」から、Aria Logs が削除されました。
SDDC Manager の「VMware Aria Suite」画面でも、Aria Logs が未展開の状態に戻りました。
以上、Aria Suite Lifecycle から Aria Logs を削除してみる話でした。