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VCF 9.0 で NSX VPC の vSphere Supervisor を構成してみる。Part-04:スーパーバイザーの有効化

VMware Cloud Foundation(VCF)9.0 で、NSX の VPC を使用したスーパーバイザーを有効化してみます。今回は、vSphere クラスタで、シングル Zone の vSphere Supervisor を有効化します。

 

前回はこちら。

 

今回の内容です。

 

スーパーバイザーの有効化

vSphere Client で、「スーパーバイザー管理」を開き、「開始する」をクリックします。

 

1. vCenter Server とネットワーク

まず、vCenter と、ネットワーク スタックを選択して、「次へ」をクリックします。

  • vCenter Server システムの選択:M01-VC.VCF.GO-LAB.JP (NSX をサポート)
  • ネットワーク スタック:VPC を使用した VCF ネットワーク

 

2. スーパーバイザーの配置

今回は vSphere クラスタに紐づける vSphere Zone を作成していないので、ウィザードのなかで作成します。「クラスタのデプロイ」をクリックします。

 

パラメータを入力して、「次へ」をクリックします。

  • スーパーバイザー名:sv-01
  • 制御プレーンの高可用性の有効化:OFF のまま
  • クラスタの選択:vcf-m01-cl01
  • vSphere Zone 名:zone-01

 

3. ストレージ

Supervisor Control Plane VM を配置するデータストアを指定するかわりに、仮想マシン ストレージ ポリシーを選択します。

  • 制御プレーン ストレージ ポリシー:vcf-m01-cl01 vSAN Storage Policy

 

4. 管理ネットーワーク

管理ネットワークのパラメータを入力して、「次へ」をクリックします。デフォルトではネットワーク モードに「DHCP」が選択されていますが、「静的」に変更します。

  • ネットワーク モード:静的
  • ネットワーク:vcf-m01-cl01-vds01-pg-vm-mgmt
  • IP アドレス:192.168.70.90-192.168.70.94
  • サブネット マスク:255.255.255.0
  • ゲートウェイ:192.168.70.1
  • DNS サーバ:192.168.70.51
  • DNS 検索ドメイン:vcf.go-lab.jp
  • NTP サーバ:192.168.70.51

 

5. ワークロード ネットワーク

ワークロード ネットワークのパラメータを入力して、「次へ」をクリックします。ネットワーク スタックで VPC を選択しているので、ここの設定項目が以前のワークロード管理有効化と大きく異なります。

  • NSX プロジェクト:Default
  • VPC 接続プロファイル:Default VPC Connectivity Profile
  • プライベート (VPC) CIDR:172.26.0.0/16
  • サービス CIDR:10.96.0.0/23
  • DNS サーバー:192.168.70.51
  • NTP サーバー:192.168.70.51

 

6. 詳細設定

パラメータを入力し、「設定のエクスポート」のチェック ボックスを ON にして、「次へ」をクリックします。これで、ここまでの設定の JSON ファイルをダウンロードできます。

  • スーパーバイザー制御プレーンのサイズ:小 (CPU: 4、メモリ: 16 GB、ストレージ: 48 GB)
  • API サーバの DNS 名:空欄のまま
  • 設定のエクスポート:ON

 

7. 設定の確認

「完了」をクリックすると、スーパーバイザー有効化の処理が開始されます。

 

スーパーバイザーの「構成ステータス」が「実行中」になるまで、しばらく待ちます。

 

スーパーバイザー有効化後の様子

スーパーバイザーの「構成ステータス」と「ホストの構成ステータス」が「実行中」になれば、有効化は完了です。「制御プレーン ノードのアドレス」は、VPC の外部 IP アドレス ブロックから自動的に採番されています。

  • 今回の制御プレーン ノードのアドレス:192.168.78.2

この IP アドレスは、NSX LB で提供されています。

 

制御プレーン ノードのアドレス(192.168.78.2)に HTTPS でアクセスすると、VCF CLI と kubectl をダウンロードできるページが表示されます。

 

Supervisor Control Plane VM は、1台のみ展開されています。vNIC は2つ作成されており、分散ポートグループと、VPC サブネットに接続されています。

それぞれ、下記の IP アドレスが設定されています。

  • vNIC 1:192.168.70.90(フローティング IP アドレス)、192.168.70.91
  • vNIC 2:172.26.0.3(VPC サブネット)

 

つづく。