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vSphere with Tanzu 8.0 U2 ラボ環境構築。Part-22: NSX ALB の SE Group 設定

vSphere 8.0 U2 で、vSphere with Tanzu の自宅ラボ環境を構築していきます。今回は、NSX に NSX Advanced Load Balancer(NSX ALB)で Service Engine(SE)を展開するための、SE Group の設定を調整します。

 

今回の内容です。

 

ドキュメントでは、下記のあたりが参考になります。

 

ラボ構成のイメージ

今回は、NSX ALB の Service Engine Group(SE Group)の設定を調整します。この設定は、後続のワークロード管理の有効化の際に追加作成される SE Group に引き継がれ、展開される SE の配置などが決定されます。

 

Service Engine Group の設定

NSX ALB Controller の Web UI にて、「インフラストラクチャ」→「クラウド リソース」→「サービス エンジン グループ」を開きます。

そして前の手順で作成した NSX Cloud を選択して、「Default-Group」の編集ボタンをクリックします。

  • クラウドの選択: nsx-cloud

 

「配置」セクションにて、高可用性モードと、サービス エンジンの数を指定してスクロールします。

  • 高可用性モード: アクティブ/スタンバイ
  • サービス エンジンの数: 2

 

物理マシンのリソースが少ないので、「リソース」セクションで、メモリの予約を解除して、スクロールします。

  • メモリ予約の有効化: OFF

 

SE 仮想マシンの展開先を指定します。

「スコープ」セクションで、vCenter Server の「追加」をクリックします。

 

「VCENTER SERVER の追加」画面が表示されるので、vCenter Server のアドレスと、SE 展開先のクラスタを選択します。

  • vCenter Server: lab-vc-03.go-lab.jp
  • 次にあるホスト/クラスタ スコープ サービス エンジン: クラスタ
  • クラスタ: 含む、lab-cluster-31

 

SE を展開するデータストアを選択して、「保存」をクリックします。

  • 共有
  • データストア: 含む、Datastore-NFS-z1
    ※スーパーバイザーにするクラスタの ESXi ホストで共有しているデータストアを選択。

 

ひとつ前の画面に戻るので、さらに「保存」をクリックします。

 

これで、SE Group の設定が変更されました。

 

つづく。