VMware Cloud Foundation（VCF）5.2.1 で、VCF アカウント（SDDC Manager のアカウント）を設定すると表示可能になるダッシュボードの様子です。いまさらではありますが、このブログの図版やスクリーンショットは、クリックすると拡大表示できます。
今回の環境
下記のような手順で、Aria Operations で「VMware Cloud Foundation」のアカウント設定をしてあります。
- VCF 5.2 で Aria Suite Lifecycle から Aria Operations をデプロイしてみる。後編（WSA あり）
- Aria Operations のバージョンは、8.18.1
- 登録してある環境は、Management Workload Domain のみ（VI Workload Domain なし）
- Aria Operations の UI は、デフォルトのダーク テーマのまま。
VMware Cloud Foundation ダッシュボード
「統合」→「ダッシュボード」→「すべて」→「VMware Cloud Foundation」にあるダッシュボードです。
VCF SDDC Manager アプライアンスの詳細情報
ここからは、スクリーンショットをクリック → 拡大 してお楽しみください。
VCF vCenter Server のパフォーマンス
VCF のサイズ適正化
VCF インベントリ
「VCF データセンター リスト」にあるデータセンター（の余白部分）をクリックすると、画面後半にあるウィジェットが表示されます。
VCF キャパシティ
VCF ワークロード ネットワークのパフォーマンス
「VCF ワークロード ～」という名前のダッシュボードは、VI Workload Domain が未登録だと表示されないようです。この Aria Operations には、Management Workload Domain のみが登録されています。
VI Workload Domain 登録後のダッシュボードの様子は、こちらをどうぞ。
VCF ワークロード ホストのパフォーマンス
このダッシュボードは、VI Workload Domain が未登録だと表示されないようです。
VCF ワークロード のストレージ パフォーマンス
このダッシュボードは、VI Workload Domain が未登録だと表示されないようです。
VCF ワークロード仮想マシンのパフォーマンス
このダッシュボードは、VI Workload Domain が未登録だと表示されないようです。
VCF 管理ネットワークのパフォーマンス
VCF 管理ホストのパフォーマンス
「VCF ホストの使用率」で ESXi ホスト（の空いているところ）をクリックすると、赤枠部分のチャートが表示されます。
VCF 管理仮想マシンのパフォーマンス
「VCF 管理 - 仮想マシンの CPU パフォーマンス」で仮想マシン（の空いている部分）をクリックすると、画面右の「VCF 管理仮想マシンの関係」の図が表示されます。
別の仮想マシンを選択すると、関係図の表示が更新されます。
「VCF 管理 - 仮想マシンの メモリ パフォーマンス」にある仮想マシンの選択でも、「VCF 管理仮想マシンの関係」が表示されます。
おまけ：VCF アプライアンスの健全性（非推奨）
もう非推奨ではありますが、「VCF アプライアンスの健全性（非推奨）」の画面も、VCF アカウントを登録することで表示可能になります。ただし、表示されるまでに、アカウント設定からしばらく（数時間ほど?）待つ必要があるかもしれません。
「操作」→「VCF アプライアンスの健全性」→ SDDC Manager の名前を開くと、下記のような画面が表示されます。
ひとつ下の階層にある、Management Workload Domain（vcf-m01）を開くと、下記のように「可用性」「仮想マシン」「サービス」の情報を確認できます。
「可用性」を展開した様子です。
「仮想マシン」を展開した様子です。
vCenter の仮想マシンであれば、1件の仮想マシンの情報が表示されます。
Aria Operations のように複数の仮想マシンによるクラスタ構成の場合は、下記のように表示されます。
「サービス」の様子です。
SDDC Manager を展開した様子です。
vCenter を展開した様子です。
NSX Manager の様子です。停止していて問題ない ssh サービスなどでもエラー扱いになっていたりします。
以上、Aria Operations で VCF ダッシュボードを見てみる話でした。
